ID　9711

登録日　2008年 12月　4日

タイトル

京大の「五輪の木」伐採

新聞名

新聞名 読売新聞

元URL.

http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20081203-OYO8T00252.htm

元urltop:

写真:

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害虫の被害で枯死したベルリン五輪男子陸上の三段跳び金メダリスト・田島直人さんゆかりの「オリンピック・オーク」（ドイツカシワ）が２日、京都大農学部グラウンド（京都市左京区）で切り倒され＝写真＝、同 大学陸上部ＯＢら約２０人が別れを惜しんだ。
　田島さんが１９３６年、金メダルの副賞として持ち帰った木で、母校に記念植樹された。高さ約２０メートルに育ったが、害虫のカシノナガキクイムシが繁殖していた。
　作業を見守った陸上部ＯＢの津野洋・京都大教授は「陸上部の主のような存在で、寂しい限り。何らかの方法で再生させたい」と話す。
　同大学は、オークの芽から育てたといわれる同グラウンド近くの木をＤＮＡ鑑定。その通りなら、枯死したオークのあった場所に移植することも検討する。