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ID 9679
登録日 2008年 12月 3日
タイトル
タイトル
室蘭・中島小の樹木伐採問題、8割残し統合校建設へ
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新聞名
新聞名 室蘭民報
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元URL.
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/12/02/20081202m_01.html
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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室蘭市議会の総務常任委員会が1日、開かれた。室蘭市日新小学校と統合し、新校舎「旭ヶ丘小学校」建設地の中島小学校敷地内の樹木伐採問題で、市教委は約8割の樹木を残す計画を明らかにした。近く地 域住民に樹木保全計画を示して理解を求める。
 市教委が示した計画では、732本の樹木のうち143本を伐採する。当初、すべてを伐採の予定だった南側については一部の樹木を残すほか、枝払いなどで地域住民へ支障が出ないよう配慮する方針だ。
 さらに、東側については駐車場となる部分の樹木も一部残せると判断。北側と合わせ全体で樹木の約8割を残して新校舎を建設することにした。新たに109本を植栽することで、最終的に敷地内には698本の樹木が 残るとしている。
 委員会で佐藤豊教育部長は統合する日新小について「記念樹木などを旭ヶ丘小に移植したい」と現地で調査していることを明らかにした。
 今回の計画について、市民グループ「むろらんの緑を残す会」の西原羊一代表は「最初の計画に比べれば伐採する樹木の本数が減って、一定の評価ができるのではないか。ただ、数字合わせの感じもするので不安も 残っている」と同委員会を傍聴した後に答えた。
 樹木伐採問題は6月24日に開かれた市議会総務常任委員会で議論され、当初は低木まで含め約500本の伐採を計画。これに対して市民グループ「むろらんの緑を残す会」が伐採反対を掲げ、署名活動などを展開した 。
 市教委は8月25日、樹木全体の463本のうち、校舎の北側と東側にある165本の一部を残し、それ以外は大半を伐採して低木を植栽するという計画を示した。
 理由としては、防犯上の観点などから校舎敷地内の見通しを良くするために樹木を伐採して、新たに防犯フェンスを設ける―と説明した。しかし、市民グループは納得せず、市教委が樹木医など専門家と協議して再度 、樹木保全計画の策定を進めていた。
 このほか、中央・港南地区における学校統合の方針と学力・学習状況調査について説明があった。このうち、統合に関しては常盤小の複式学級や耐震度などについて議論があった。
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