ID　9674

登録日　2008年 12月　3日

タイトル

JTが鹿児島県で森林保全活動を追加

新聞名

新聞名 IBTimes

元URL.

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20081203/CK2008120302000125.html

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国の名勝と天然記念物に指定されている「冬桜」が有名な県立桜山森林公園（藤岡市三波川）が創設百周年を迎えた。一日には現地で記念式典が開かれ、冬桜と紅葉が絶妙のコントラストを見せる中、創設 した故飯塚志賀さんの孫で桜山保存会会長の飯塚馨さん（９４）は、山を守り続けた約六十年の日々に万感の思いをはせた。
　同公園は一九〇八（明治四十一）年、志賀さんが桜約一千本などの植樹を始めたのが起源。一部が春と晩秋・初冬の二回咲くようになり、新品種と認定された。現在は約七千本に達している。七三（昭和四十八）年には 山火事が発生。馨さんは「最大の苦難だった。焼け残ったのは頂上の二、三本だけ。もう駄目かと思った。何とか残っていた苗木を植え続けたが、育成も難しかった」と述懐する。
　現在でも年に数回は桜山に登るという馨さんは、記念植樹をした後、「この冬桜をみんなで守り、新しい時代へとつなげてほしい」と願いを込めた。冬桜は十日ごろまで見ごろが続く見通し。