ID 9659
登録日 2008年 12月 2日
タイトル
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花粉症消える? 花粉の少ないスギ植林へ
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新聞名
新聞名
宮崎日日新聞
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元URL.
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=13070&catid=74
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元urltop:
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宮崎中央森林組合(宮崎市高岡町花見、長友忍組合長、6500人)は本年度、花粉が通常のスギの1%以下という少花粉種「イボアカ」を7万本植える。
全国に先駆けた取り組みで、管内の宮崎市、清武、国富、綾町のうち人口が密集する宮崎市周辺の里山から着手する。すべてのスギが植え替わるには長い年月がかかるが、国民の10―20%ともいわれる花粉症患者
にとって朗報となりそうだ。
これまでの花粉症対策は伐採や広葉樹への植え替えが主だったが、収入が減ることから山主の抵抗感が強かった。少花粉スギの導入で、環境対策と経済活動の両立も可能になり、一気に樹種切り替えが実現する可能
性も。長友組合長は「花粉が飛ぶ時期は西風が吹くため、高岡町など市西部で積極的に切り替える必要がある。市街地を抱える組合として、組合員に推奨し宮崎から花粉症をなくしたい」と社会的責任を強調している。
イボアカは飫肥スギの一種で、同市鏡洲や清武町石坂地区などで見られる本県の在来種。
【写真】花粉の少ない飫肥スギ「イボアカ」の2年生苗。奥の品種と比べ葉が赤くなるのが特長=宮崎市田野町
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