ID　9648

登録日　2009年 3月31日

タイトル

平泉古事の森育成協：住民らで修復材を　国宝・重文指定の神社仏閣など供給

新聞名

新聞名 毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090331ddlk03040033000c.html

元urltop:

写真:

　 hhh

「森育成協」設立 　地域住民らの力で国宝や重要文化財に指定されている神社仏閣などの修復用材の供給を図る「平泉古事の森育成協議会」設立総会が平泉町役場で開かれた。一関、水沢両地方森林組合や中尊寺、毛越寺、奥州市の 関係者ら約２０人が出席。協議会は全国１０番目、東北地方では初めてとなる。
　事業は神社仏閣などの木造建造物が「木の文化の象徴」にもかかわらず、国内の森林材価の低迷などから荒れて修復用材の供給が困難になっている現状を踏まえ、０２年に作家の立松和平氏らが呼びかけて始まった。
国有林を管理する国と地域住民が連携し、２００～４００年の間で修復用材供給に向けた森作りを目的にしている。
　協議会では９月２６日に記念事業として、古事の森の提唱者である立松和平氏の講演や奥州市衣川区の月山国有林でアオモリヒバなどの植樹を予定している。