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ID 9495
登録日 2008年 11月25日
タイトル
タイトル
大田原高校シンボル・ニワウルシを救え
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新聞名
新聞名 MSN産経ニュース
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/081126/tcg0811260255001-n1.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
  hhh
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県立大田原高校(大田原市)のシンボルで、同市の「名木百一選」にもなっているニワウルシの木が枯死の危機にひんしている。明治期に植えられ、約100年にわたり生徒らを見守ってきたが、急激に樹勢が 衰えた。同校や同窓会では樹木医に相談し、樹勢回復に取り組むことを決めた。
 正門の真正面に高くそびえるニワウルシは推定樹齢100年、樹高約24メートル、目通り3・20メートル。
 同校によると、明治43年、皇太子だった大正天皇が同校(当時は大田原中学)を訪問されたのを記念して造園された前庭に、同校交友会副会長の相山明義氏が植えたという。ニワウルシは中国原産で和名は神樹。雷 神木とも呼ばれ、カミナリが落ちないというので植えたらしい。同校のシンボルとして生徒らに親しまれてきたが、10年ほど前から一部の枝が枯れるなど衰えが目立ち始めた。同校では、同窓会と対応を協議し樹木医に 依頼して調査したところ、かなりの重症であることがわかった。
 今後も「どこまで回復するかわからない」との診断結果だったが、同窓会などは「大田原高の歴史とともに歩んできた老木を救いたい」と、樹木医による樹勢回復作業を実施することにした。
 作業は同窓会関係者らが見守る中、28日に予定しており、根の部分を掘り起こして土壌の改良などが行われる。
 藤田一夫校長は「ニワウルシは同校のシンボル。樹勢を回復させたい」と話している。
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