ID 802
登録日 2006年 4月17日
タイトル
「恐竜時代の木」到着 ジュラシックツリー シドニー→名古屋
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060417/eve_____sya_____013.shtml
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元urltop:
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写真:
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オーストラリアのシドニー市が、姉妹都市の名古屋市に贈った世界最古の樹木「ジュラシック・ツリー」(正式名ウォレマイ・パイン=ナンヨウスギ科)が届き、松原武久市長が17日の定例会見で披露した。市は
来年3月から、千種区の東山動植物園で予定している開園70周年記念イベントに合わせ、一般公開する。
松原市長が昨年11月、姉妹都市提携25周年事業でシドニー市を訪れた際、恐竜が生息した約2億年前から生存する植物ということに感銘を受け、寄贈を申し入れていた。
贈られたのは高さ1・5メートル、樹齢約6年の若木。シドニー市西部で約100株しか自生していない成木のうち、愛・地球博(愛知万博)にちなんだ「キッコロ」という名前の木から、挿し木で育ったという。
松原市長は「種の滅亡が進んでいる。1億年以上も前から命をつないできたこの木が名古屋で大きく育つことが、持続的発展の象徴になる」と公開する意義を語った。
東山動植物園は今後、ツリーを枯らさないようにするため、当面は園内の栽培用温室で育てる。
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