ID　784

登録日　2006年 4月14日

タイトル

観光客の人数制限も、エコツアー新法提出へ

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060413it02.htm?from=top

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写真:

　

自民党は、環境を守りながら自然の魅力を堪能する「エコツアー」を推進させるための新法を今国会に提出する方針を決めた。
　地域ごとにエコツアーのあり方を検討する協議会を作るとともに、市町村が観光客の人数を制限できる制度を新たに設ける。
　最近、従来の観光旅行がエコツアーと称していたり、本来の趣旨に合わない例も増えており、本来の意義の徹底を図る狙いだ。
　新法では、エコツアー事業者や市民団体、住民などを交えた協議会を作り、地域ごとの推進全体構想の策定を求めている。この構想を環境相などが認定することで“名前だけのエコツアー”との差別化を図る考えだ。
　また、ミズバショウの群生地やブナの巨木、ホタルの生息地など、観光客が押し寄せることで損なわれる可能性のある自然については、市町村が地域を定めて入場者を制限できる制度も創設するなど、新たな規制を 導入することで観光と自然保護との両立を目指す。