ID　8917

登録日　2008年 9月28日

タイトル

森林の役割学び木に親しもう　第１回平戸市育樹祭

新聞名

長崎新聞

元URL.

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080929/07.shtml

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第一回平戸市育樹祭がこのほど、同市宝亀町の市森林組合であり、九組二十一人の親子が森林について学び木に親しんだ。
　地球温暖化が重大な環境問題となる中、二酸化炭素の吸収源である森林の重要性を認識してもらおうと、初めて開催した。
　参加者は、森林の役割や森を育てる方法の講義を受け、「森林浴の森」などがあり広さ約三十ヘクタールの宝亀地区生活環境保全林に移動。市木のマキと市花木のヤブツバキの苗二十本を植樹し、子どもたちは「夢の 樹　大きくな～れ！」などと願いを込めたプレートを設置した。
　私有林のヒノキ間伐材を使った木工教室もあり、親子でいす作りに挑戦。角材の切断やくぎの打ち付けなどに苦労しながら、森林組合員や市職員の手助けを受けて手作り家具をていねいに仕上げた。
　母親と参加した平戸小五年の山野紗彩さんは「切るのが難しかったけど、ヒノキは触ると気持ちいい。いすは部屋に置いて花を飾りたい」と感想を話した。