ID 761
登録日 2006年 4月12日
タイトル
森林再生市民の手で 16日に芸濃植樹体験
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060412/lcl_____mie_____004.shtml
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元urltop:
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写真:
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荒廃した森林を市民の手でよみがえらせようと、植樹体験イベント「市民参加の森林づくり」が十六日、津市芸濃町河内のふれあい公園付近で開かれる。新市誕生を記念して、中勢森林組合と県緑化推進協会
が初めて企画。伐採されて放置林となっている山間部に常緑樹や落葉樹など約八百本を植える。 (川合 道子)
植樹するのは、ダムから四キロほど上流に位置する〇・七ヘクタールの放置林。スギやヒノキが生い茂っていたが、三年ほど前に伐採され、土がむき出しの状態になっているという。
放置林のすぐそばには、一般の車も通ることができる林道が走っており、同組合は「集中豪雨となれば、土砂崩れが起きかねない」と危険性を指摘。「木は自然には生えてこないので、人の手で手入れしてあげることが
必要」と訴える。
当日は午前九時半、津市錫杖湖水荘前のふれあい公園に集合。同組合職員が参加者に植え方を指導し、クスノキ、クヌギ、ヤマモモといった八種類の常緑樹や落葉樹など八百二十本を植える。午後にはダム湖周辺を
歩く「森林ウオーキング」もある。
森林が全体の約六割を占める津市。同組合は「森づくりの大切さを知ってもらうためにも、たくさんの人に山へ足を運んでもらいたい」と参加を呼び掛けている。
参加無料で、小雨決行。弁当や飲み物は各自持参。申し込み・問い合わせは、中勢森林組合=電059(262)3020=か、県緑化推進協会=電059(224)9100=へ。当日参加もできる。
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