ID 8623
登録日 2008年 8月28日
タイトル
森林保全へ企業と市町を橋渡し 佐賀県
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新聞名
佐賀新聞
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元URL.
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1030162&newsMode=article
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元urltop:
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写真:
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県土の45%を占める森林の環境保全を目的に、佐賀県は森林づくりに意欲のある企業と森林整備を希望する市町の橋渡し事業に乗り出す。企業と市町の意向を調査し、具体的な保全活動について協定を
結ぶもので、民間との協働で森林の保全を目指す。
県は昨年9月に県内企業を対象にアンケートを実施。311社から回答があり、35%にあたる108社が、地球環境保護などの観点から森林をフィールドに何らかの活動をしたいと回答した。
一方、市町側は林業の担い手不足などから手入れが行き届かない森林を抱えており、両者の要望を調整し、協力し合うシステムをつくる。
事業はNPO法人の県CSO推進機構に委託する。機構は今月から各市町の公有林や私有林の情報収集に入り、整備を希望する森林をリストアップ。その後、保全活動に意欲的な企業への仲介に入る。具体的にはネー
ミングライツによる資金提供や社員参加型の森林づくり活動などを予定している。
県は協定企業に独自の二酸化炭素吸収証書の発行や活動の際の作業道具の貸し出し、植樹などの技術指導などを行う。本年度中に3件、2010年度までの3カ年で10件程度の締結を目指している。
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