ID 10217
登録日 2009年 1月22日
タイトル
天女?描いた木板 山陰の発掘速報展開幕
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20090121-OYT8T00949.htm
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元urltop:
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写真:
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山陰両県での最近の発掘成果の速報展(県埋蔵文化財センター、島根県埋蔵文化財調査センター主催)が21日、鳥取市の県立図書館で始まった。同市の青谷上寺地遺跡など県内5遺跡と島根県内8遺跡か
ら出土した土器や鉄製品、解説パネルなど約200点が展示されている。2月15日まで。無料。
初展示は、奈良、平安時代の郡役所「郡衙(ぐんが)」の付属工房と推定される伯耆町の坂長第6遺跡から出土した鉄のくぎやすき、熱で変形したふいご、製鉄時の鉄のかすなど。青谷上寺地遺跡から出土した盾は、緑の
顔料「緑土」の東アジア最古の使用例。琴浦町の梅田萱峯遺跡で見つかった弥生時代の土器は祭祀(さいし)後に廃棄されたもの。
島根県側からは、松江市の西川津遺跡で出土した弥生時代の銅たくの一部や占いに使った焼けた鹿の肩甲骨、出雲市の山持(ざんもち)遺跡で出土し「吉祥天女」らしい姿が描かれ、仏教儀式に使われたとみられる奈良
~平安時代の木板が並ぶ。
問い合わせは県埋蔵文化財センター(0857・27・6711)へ。
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