ID 9084
登録日 2008年 10月15日
タイトル
どのくらい大きくなるのかな
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新聞名
タウンニュース
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元URL.
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/11_kona/2008_4/10_16/kona_top1.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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横浜市上大岡東保育園(二宮澄江園長)の園庭で10月9日、区が推進する「港南区みどりアップ作戦」の一環として、園児らによるみかんの木の植樹が行われた。
横浜市は開港150周年を迎える来年までに、市内に150万本の木を植える「150万本植樹行動」に取り組んでいる。区ではこれに応じ、区独自の植樹プロジェクトとして、昨年より「港南区みどりアップ作戦」を実施し
ている。
このプロジェクトで、区は今年度中に安全安心まちづくりキャンペーンなどの区内で行われる各種イベントを通じ、アジサイなど計2,000本の苗木を配布。さらに、平戸永谷川や区内の公園などに計8,110本の植樹が
予定されているほか、区役所などでどんぐりの苗木を育成するなど、緑化へ向けた数々のイベントが企画されている。
そのなかで、区が「今年度のメーンイベント」と位置づけるのが保育園植樹。「子どもと楽しみながら木を植えることができ、情操教育としても適している」として企画されたもので、上大岡東保育園を皮切りに、10月か
ら11月にかけて、区内11の保育園で園児らによる植樹が行われる。植えられる樹の種類は各園の希望に応じるもので、ハナミズキや柿など計80本が植えられる予定。
みかんとともに成長を
上大岡東保育園で植樹を行ったのは5歳児による「きりん組」の20人。園児らは造園業を営む(株)港南植木ガーデンの職人による指導のもと、穴を掘って肥料をまき、苗木に土を被せて水を与えるといった一連の作業
を、それぞれ担当者を決めて行った。植えられた2本のみかんは11月頃に収穫できると説明を受けた園児らは、「もうすぐ食べられるね」「どのくらい大きくなるのかな」と、嬉しそうな表情を浮かべていた。
同園では今後、水やりを年長の園児が担当するという。二宮園長は「自分達で育てたものが成長する姿を観察したり、収穫して食べる楽しさを感じる良い機会。みかんの木とともに、子どもたちも成長していってほしい
ですね」と話していた。
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