ID　8873

登録日　2008年 9月23日

タイトル

ログハウス：県産木材ＰＲに展示－森林組合連合会

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080924ddlk35040244000c.html

元urltop:

写真:

　

県産木材の消費拡大を図ろうと、県森林組合連合会は２３日、山口市下小鯖の同連合会山口木材共販所で県産の杉丸太を使った手作り「ミニログハウス」の展示会を開いた。
　大小の「ミニログハウス」各１棟を展示。大型は９平方メートル、小型は４平方メートル。いずれも平屋の丸太組みで、三角屋根。内部は板張りの床に高天井。小型は趣味や憩いの部屋に、大型は少人数用の別荘などに使 える。
　同連合会の垣村幸美総括部長（５９）によると、樹齢４０～５０年の出荷時期を迎えた県産杉は人工植林の成果で供給過剰状態にある一方、木造住宅の着工件数は減少傾向にある。建築用材の値段はバブル期の約半分 に下がり、木材関係業者は売り上げの減少や担い手不足にあえいでいる。業者が廃業し、再植林されないまま裸で放置された林も増えているという。
　垣村部長は「県産の木材はシミが少なくまっすぐで、しんが真ん中にあって色つやが良く高品質」と太鼓判を押す。会場では杉やヒノキで作った家具類の展示・販売もあった。