ID 8501
登録日 2008年 8月12日
タイトル
巨木の空洞の中で地域住民を見守る
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新聞名
オーマイニュース
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元URL.
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080808/27775
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
写真が掲載されていました
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記者も観音寺方面へは足を運ぶこともあり、必ず目にする看板です。しかし、一体、どんなお地蔵さまなのか。時間に余裕がありましたので、走ってみることにしました。
この地蔵尊があるのは観音寺市大野原町、国道377号線、香川・徳島県道8号線(観音寺・佐野線)と交差する辻東交差点角の墓地境内にあります。
地蔵堂に地蔵尊があるのですが、とにかく珍しいところに置かれています。さて、どこが珍しいでしょうか。
実はこの地蔵堂は、横に大楠(おおくす)が隣接していて、この大楠の幹をくり貫(ぬ)いた空洞の中にあるのです。礼拝堂内でもこの様子が分かります。
いききじぞうと呼び、地元では「生木の地蔵さん」として親しまれています。そして大楠は樹齢およそ1200年と推定、「生木の地蔵クス」と呼ばれ、県内でも4番目の巨木です。1976年に観音寺市の天然記念物に指定され
ています。
地元の方に話をうかがうと、木が成長を続けているために穴の形が少しずつ変化しているように見えるとのことです。
記者もこれまでハイキングやウオーキングを通じて、郷土の財産と言うべき名所や旧跡を訪れましたが、木の空洞にまで貴重な財産が残っているとは! しかも、お堂にちょうど合わした位置で地域住民を見守ってい
るなんて! 本当に驚きました。
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