ID 8380
登録日 2008年 7月26日
タイトル
被爆樹木の笛鎮魂の音色
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20080727-OYT8T00583.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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被爆樹木の枝で作った笛「ディジュリドゥ」による演奏会が27日、広島市内を走る広島電鉄の被爆電車内で行われた。市民ら13人が乗り込み、原爆の犠牲者の魂を鎮めるような優しい音色に浸りながら、平和
の尊さをかみしめた。
広島市西区の己斐公民館などが、市民に平和の大切さを考えてもらうきっかけにと企画。ディジュリドゥはオーストラリアの先住民族アボリジニの伝統楽器で、市民団体「緑と街づくり広島」代表の一宮千空さん(47)が、
国の許可を得て同市中区白島北町の国道54号沿いの被爆クスノキの枝で約1・6メートルのディジュリドゥを作った。
この日は広電西広島駅(西区)から紙屋町西電停(中区)までの約15分間、一宮さんが即興の演奏を披露した。同市西区のホームヘルパー高橋真理さん(43)は「原爆で亡くなった人の魂を鎮めるような、心に響く神秘
的な音だった」と話していた。
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