ID　8333

登録日　2008年 7月22日

タイトル

奥山保全トラスト：野生動物、保全へ　白峰の森林２２．３ヘクタール取得　

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080722ddlk17040344000c.html

元urltop:

写真:

　

奥山に残る原生林の保全活動を進めるＮＰＯ法人「奥山保全トラスト」（兵庫県西宮市、四元忠博理事長）が、白山市白峰の約２２・３ヘクタールの森林を取得した。野生動物の生息地として永久保全するため で「関心が高まり、自然を守る流れができれば」と話している。
　同法人は、クマなど大型野生動物が生息できる原生林を保護する任意団体「日本熊森協会」（西宮市）が、奥山の取得・管理部門として０６年に設立。富山県や京都府など６府県８カ所の計１２４４ヘクタールを買い取っ た。県内では初めて。
　現地ではミズナラなどの高木や巨木、ツキノワグマやニホンカモシカなどの生息痕跡を確認。保全価値が高いと判断し、所有者と約２年前から交渉を進めてきた。主に同協会県支部が管理する。害虫の防除対策以外 はできるだけ人の手を入れず、一般の見学機会も作りたいとしている。【