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ID 8261
登録日 2008年 7月10日
タイトル
ドイツの技で断熱材 「木の繊維」が工場起工式
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/104333.html
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元urltop:
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写真:
 
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苫小牧市植苗にドイツの技術を使った断熱材工場を建設する、木質断熱材輸入販売の「木の繊維」(札幌、大友詔雄社長)は十日、建設予定地で起工式と記念植樹を行った。  植樹祭には高橋はるみ知事やハンスヨアヒム・デア駐日ドイツ大使など二十一人が出席。高橋知事は「ドイツと日本の技術が融合し、サミットが行われたこの地で事業が始まることをうれしく思う。道としてもサポートして いきたい」とあいさつした。  同工場は敷地約二万五千平方メートルに約五千九百平方メートルの工場、管理事務所などを建設し、ドイツの断熱材メーカーから技術支援を受け、木質断熱材の製造を行う。総投資額は三十億円で、うち三分の一を経 産省などの補助金で賄う。 *原料は間伐材、残材*大友社長*環境への配慮を強調  十日、苫小牧工場の起工式を行った「木の繊維」の大友詔雄社長は、同社が製造する木質の断熱材について「原料には間伐材や林地残材を100%利用する」と述べ、環境への配慮と林産資源の有効活用を強調した。  同社は昨年七月に設立。ドイツの建材メーカー、ホーマテルム社が開発した木質繊維断熱材を輸入販売してきた。同工場はホーマテルムの技術、設備を使い木材を木質繊維に加工し、年間で一般住宅約一万軒分の断 熱材を製造する。将来的には全国十カ所程度に生産拠点を増やす予定だ。  木の断熱材は、従来のグラスウールの製品よりも断熱効果が高く、山林に放置されてきた「林地残材」や間伐材で原材料の全量を賄うため、自然環境を破壊しないという。残材は胆振や十勝管内の森林で調達する。ま た、燃料にも樹皮を使うため、化石燃料の使用を抑え、二酸化炭素(CO2)排出量削減にもつながるという。  起工式に参加したハンス=ヨアヒム・デア駐日ドイツ大使は「サミットではCO2削減の取り組みが議論されたが、具体的取り組みを進めることはすばらしい」と強調。大友社長は「将来的には木質繊維を利用した衣服製造 にも参入できれば」と展開を狙っている。(
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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