ID　8257

登録日　2008年 7月11日

タイトル

企業の顔でまちおこし 仙台・卸町「社長の木像展」

新聞名

河北新報

元URL.

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080712t15053.htm

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仙台市若林区卸町の企業の社長５人をモデルにした木像の作品展が１３日、卸町で始まる。問屋街に市民を呼び込むアートイベント「倉庫のまちで逢（あ）いましょう」の一つ。社長らは「そっくりで恥ずかしいが 、多くの人を招くきっかけになるのならうれしい」と話している。
　木像は仙台市の美術家タノタイガさんが制作した。クスノキの一木作りで、高さ三十数センチの立像。モデルの一人、北日本電材の氏家裕一社長（５８）は「自分でもびっくりするぐらい似ている。飾る以上は多くの人に見 に来てほしい」と言う。
　イベントは仙台市の市民グループ「はっぴい・はっぱ・プロジェクト」の主催で８月２日まで。１３日午後１時から卸町のイベント倉庫で開会式が開かれる。
　木像は初日と最終日は倉庫に展示。最終日は会場で、アートによる卸町の活性化策を探る討論会も開く。１４日―８月１日は各社に木像を移し、一般の参観も受け付ける。作品のそばに社長の苦労話をまとめた紙を置 き、５人分を集めてとじると一冊の「卸町物語」になる趣向も用意した。
　仙台卸商センターの奥田潤一理事長（６９）は「木像を眺めながら、多くの人に卸町散策を楽しんでもらいたい」、タノさんは「作品を介して人と人との交流が芽生えればうれしい」と語っている。
　イベントは参加無料。連絡先ははっぴい・はっぱ・プロジェクト０９０（９４６３）９０３７。