ID 720
登録日 2006年 4月 7日
タイトル
今年も桜咲いた 掛川市指定天然記念物『垂木の大スギ』
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20060406/lcl_____siz_____004.shtml
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元urltop:
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写真:
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掛川市上垂木の宮中公民館近くにある市指定天然記念物「垂木の大スギ」の幹から桜が生え、今年も花を咲かせた。地元の市民らは「今年も咲いた」と珍しそうに見上げている。
大スギは公民館北側の六所神社前の道路に接して立っている。古文書にも登場するスギの古木で樹齢千年といわれている。根回り六・七メートル、樹高十八メートルあり、一九八〇(昭和五十五)年に市の天然記念物に
指定された。
桜は地上から六メートルほどの高さの幹から生える桜が、ちらほらと花を咲かせている。桜は十数年前に生えているのが分かったが、花をつけたのは六-七年前。最近はほぼ毎年のように開花するという。
地元で大スギと桜を見守ってきた戸塚英雄(ふさお)さん(87)は「鳥が運んだ種が幹の上で芽吹いたのではないか。スギは古くなって内部に空洞もできているので、空洞を通して根は地面に達していると思う。条件が
悪いので成長は遅かったが、たいした生命力だ」と感心していた。(
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