ID 8163
登録日 2008年 11月 5日
タイトル
てんぐ巣病まん延防止 長浜・豊公園で桜の枝伐採始まる
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20081106/CK2008110602000004.html
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元urltop:
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写真:
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財団法人日本さくらの会(東京)の「さくら名所百選」に選ばれている長浜市の豊公園で五日、てんぐ巣病にかかったソメイヨシノの枝の伐採が始まった。三割以上が感染しており“患部”を放置すれば枯死す
る可能性が高いという。
市の委託を受けた県樹木医会(大津市)の調べで、園内の六百七十四本のうち二百二十三本の感染が判明した。てんぐ巣病はカビの一種の空気感染が原因。枝の一部がコブ状に膨れ、ほうきのように細かい枝が生え、
十年以内に枯死することが多い。
市シルバー人材センターの登録者八人が、てんぐ巣病の枝を根元のコブ状の部分からノコギリで伐採、殺菌剤を塗っていった。
立ち会った米原市の樹木医北村正隆さんは「カビの一種で春先に胞子が増える。冬の間に病気の枝を取り除くことで、まん延を抑えたい」と話した。作業は十二月上旬まで。単年度では成果は望めず市は数年間、伐採
を継続する。
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