ID 8075
登録日 2008年 6月25日
タイトル
けやきに秘められた 天狗の伝説?!
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新聞名
townne
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元URL.
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/02_saga/2008_2/06_26/saga_top1.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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JR相模線番田駅近く、県道46号線上番田交差点に大きなけやきの木がある。推定樹齢700~800年と言われる、市の指定保存樹木。実はこの木にはかつて、「天狗が現れる」伝説があったという。
その昔、高尾山(八王子市)、大山(伊勢原市・厚木市・秦野市の市境)、鳶尾山(厚木市)ではそれぞれ天狗を祀っており、ちょうどそれらに囲まれた番田地域は“天狗の縄張り”に位置していたそう。遠くからもよく目立っ
たこの木にはそれらの三山から、天狗が飛んでくると言われていた。
「真夏の蒸し暑い、風のない日にざわざわっと音がして木が揺れるときや、木の太い幹が急に折れて落ちてきたときなどは、“ほら、天狗が来た”とおどかされました」。幼い頃の思い出を笑顔で話してくれたのは、この
けやきを敷地内に有する佐藤行雄さん。30年近く前には、天狗のせいか?太い幹が折れて落ちきたこともあったという。
現在けやきのサイズは、高さ約35m、幹周り7~8m。特定の職人さんが細かく手入れをしており、数年前に雷が落ちても枯れることなく、今も元気に相模原を見守り続けている。「かつてはモモンガもいましたね。今は夜
になるとふくろうがいるようです」と佐藤さん。これから迎える夏の季節、風のない蒸し暑い日にざわざわっと木が揺れたら…。けやきに秘められたこの伝説、あなたは信じますか?
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