ID 8050
登録日 2008年 6月25日
タイトル
樹齢500年の武雄市天然記念物 黒尾の大銀杏 根元から倒壊
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/30633
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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武雄市朝日町の黒尾大明神社境内にある市指定天然記念物で「さが名木百選」にも選ばれている「黒尾の大銀杏(おおいちょう)」が、根元から倒壊しているのを24日朝、新聞配達員が発見した。木は横に立
っていた鳥居の半分をなぎ倒していたが、けが人などはなかった。
大銀杏は推定樹齢が500年で、幹回り約9メートル、枝張り約16メートル、樹高は約25メートル。同神社近くの住民が23日深夜に大きな音を聞いており、このころ倒壊したとみられる。倒壊時に強風などは吹いていなか
ったことから、市教委などは根元付近が空洞で、幹が道路側に大きくそっていて、実などの重みに耐えられず倒れたとみている。数年前、樹木医の診断で樹勢が弱っているとして、投薬治療も受けていた。
地域住民にも親しまれ、ギンナンの収穫期には多くの人でにぎわっていただけに、同町黒尾区の山口政文さん(67)は「この木が倒れるとは思わなかった。寿命かもしれないが、残念でならない」と話していた。
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