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ID 7927
登録日 2008年 6月13日
タイトル
巨木を訪ねる 人があがめる威容 
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080612ddlk17070722000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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巨樹に出会う時、人はその存在に驚き、威容におののき、包容力に心満たされる。
 「人は木に生かされている」。石川県巨樹の会の田中敏之さん(81)=金沢市=は言う。人間は実を食べ、幹で家を造り、まきで暖をとり、木の吐く息を吸い、命をつないできた。
 会の調査では、胸高の幹周が3メートル以上の木は県内2300本以上で、多く寺社にある。里人が大切に守った証しだが、開発に追いやられた末の姿でもある。
 「現代人は何かを忘れていませんか」。田中さんの言葉を思い出しながら、白山ろくを中心に木々を訪ね歩いた。【野上哲】  ◇太田の大トチ  白山市白峰。国天然記念物。直径4メートル、幹周13メートル、樹齢1300年。日本最大のトチノキだ。早朝、林道を歩いて約1時間。こぶに覆われ、子供20人が入るうろを抱えた巨大な幹。前夜の雨にぬれた葉が風に 揺れ、陽光を浴びて滴が注ぐ。この木は幾度、こんな朝を迎えたのだろう。しばし言葉を失った  ◇五十谷の大スギ  白山市五十谷町。県天然記念物。幹周7.9メートル、樹齢1200年。枝は豪雪に押し広げられて20メートル以上横に張り出し、弧を描いて天を突く。根雪を貫く生命力だ。八幡神社境内にあり、獣を追ってこの地に住み 着いた人々があがめた神木ともいう  ◇瀬戸の夜泣イチョウ  白山市瀬戸。県天然記念物。幹周9・8メートル、樹齢500年以上。樹上に住んだ天狗(てんぐ)が夜泣いた。畑仕事をしていた80歳のおばあさんが真顔で言う。「子供の頃は泣いたよ。悪さすると『天狗遣わすぞ』と脅 されたもの」  ◇御仏供杉  白山市吉野。国天然記念物。幹周7.2メートル、樹齢700年。14世紀の僧、大智禅師がこの地を去る際に植えたという。樹型が仏に供える飯「おぼくさま」に見えることから名付けられた。信仰のあつさの象徴だ  ◇堂形のシイ  金沢市広坂1。国天然記念物。幹周7.8メートル(右)、5.2メートル(左)、樹齢400年。旧県庁前のスダジイ。藩政以来の金沢を見つめた木だが、縄文の昔からこの辺りに茂る樹種。金沢が開かれる前の原生林の名残 という
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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