ID　7784

登録日　2008年 5月27日

タイトル

山林から煙のように飛散するアカマツの花粉＝２６日午前１１時５５分、

新聞名

信濃毎日新聞

元URL.

http://www.shinmai.co.jp/news/20080527/KT080526FTI090005000022.htm

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県内で青空が広がり気温が上昇した２６日、東筑摩郡朝日村の山林からアカマツの花粉が大量に飛散した。黄色い煙のような花粉が日に照らされてモクモクと立ち上る光景を、近くの男性（６０）は「まるで山か ら火が出たようだな」と見上げた。
　県林業総合センター（塩尻市）によると、アカマツの花粉が飛ぶのは５月中旬から６月中旬。一帯は花粉の飛散量が増える樹齢４０－５０年のアカマツが多い。「今後１０年、２０年はこのような大量の飛散になる。今日の ように晴天で気温が上がり、風が強い日はよく飛ぶ」という。
　県松本保健所によると、アカマツの花粉で花粉症の症状が出る人もあるという。
　県内はこの日、高気圧に覆われて晴れ、主な５つの観測点すべてで夏日となる暑い１日だった。最高気温は飯田市南信濃が２９・５度、松本２８・７度、上田２８・４度で、いずれも平年を４－５度ほど上回った。