ID　7651

登録日　2008年 5月18日

タイトル

レジ袋代で森林整備 兵庫県など４者が官民で協定

新聞名

神戸新聞

元URL.

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0001050272.shtml

元urltop:

写真:

　

兵庫県が企業と連携して森林を保全する「企業の森づくり活動への取り組みに関する協定」の調印式が十七日、神戸市内で開かれ、第一号となった生活協同組合コープこうべ（神戸市東灘区）と県、県緑化推 進協会、西宮市の四者が協定を結んだ。コープこうべはレジ袋代金の三千万円を使い、西宮市有林十ヘクタールを「コープこうべの森」（仮称）として、今後十年間かけて整備する。
　協定は、県が本年度から進める「森づくりコミッション事業」の一環。参加企業は費用を負担するだけでなく、社員がボランティアとして、森の植樹や芝刈り、遊歩道、案内板の整備なども行う。
　コープこうべはレジ袋を削減する「マイバッグ運動」に取り組み、レジ袋を有料化。二〇〇六年度に販売したレジ袋代金の一部を活動経費にあてる。調印式後、浅田克己・組合長理事は「森づくりを通じて組合員が具体的 な環境保全活動に取り組める。また子どもたちの環境学習の場にもしたい」と話していた。
　県によると、宍粟市で東芝、小野市でコカコーラホールディングスも同事業に参加する予定で、問い合わせも増えているという。（