ID 7602
登録日 2008年 5月14日
タイトル
北洋材丸太、28年ぶり高値・国内価格14%高、日本向け減産響く
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/20080513d1j1301a13.html
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元urltop:
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写真:
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北洋材丸太の国内価格が一段と上昇している。指標のロシア産カラ松の5月の商社売値は、前月より700円(約14%)高い1農林石(約0.3立方メートル)あたり約5800円と、約28年ぶりの高値となった。現地の
日本向け供給の絞り込みが主因で、輸入価格の上昇を受け国内価格も上がっている。国内合板メーカーの原料コストの負担はさらに重くなりそうだ。
北洋材丸太は、木造住宅の壁や床に使う針葉樹合板の材料で、カラ松が主な品目。商社売値が1980年7月の1農林石約6000円以来の高値をつけた背景は、ロシアの伐採業者が昨年来、日本向けの丸太を減産している
ことが大きい。日本での需要が低迷しているうえ、中国によるロシア産丸太の買い付けが年々増え、供給余力が低下していることも響いている。
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