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ID 7533
登録日 2008年 5月 8日
タイトル
地域のシンボル誕生/横浜市南区で「さくらの名木」指定
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新聞名
神奈川新聞
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元URL.
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiimay0805130/
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元urltop:
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写真:
 
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区の花であるサクラを地域で大事に見守ろうと、横浜市南区が今春、区内の七本のサクラを「名木」に指定した。市の名木・古木制度を参考に新たに設けた独自の制度で、区による名木制度は市内で初めて という。「地域のシンボルが生まれ、住民同士のつながりが深まるきっかけになる」と関係者は話している。
 同制度は故事や来歴があり、また地域に親しまれている同区内のサクラを指定。メンテナンス費用を区が助成するもの。
 自薦、推薦を受け、区は昨年暮れにホームページで候補を紹介。住民の声を参考に七本を選び、今年二月二十日に第一回の指定を行った。
 指定を受けた一つ、同区別所の普門院にある樹齢約四十五年のシダレザクラは、江戸時代に関東随一とまで言われた同院のシダレザクラの”後継”。関東大震災で倒れた先代を惜しんだ地域住民が「寺院にサクラがな いと寂しい」と話し合い、シダレザクラの名所である山梨県の身延山から持ち運んだものという。
 同院を推薦した地元町内会会長の赤坂義法さん(77)は「地域に親しまれており、由緒もある」と指定を喜ぶ。三月に開かれた観桜会には三百人以上が参加、大いににぎわった。観桜会を主催した酒井久雄さん(67)は「 このサクラを別所地域のシンボルにしたい。指定が地域結束を深めた」と話す。
 同区永田東にあるベニシダレザクラも名木に決まった。同所で登り窯を営んだ陶芸家の故井上良斎氏が一九六六年に日本芸術院会員となったことを祝い、京都・平安神宮の苗木が贈られたという由来を持つ。推薦した 「登り窯と永田の自然を守る会」事務局の川井興一さん(62)は「指定で、会の自然保護活動を多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せている。
 同区は五月十六日まで第二回の「名木」募集を行う。問い合わせは、同区区政推進課企画調整係電話045(743)8128。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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