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ID 7415
登録日 2008年 4月29日
タイトル
造幣局の桜を通り抜け
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新聞名
オーマイニュース
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元URL.
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080421/23790
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
  複数の写真が掲載されていました】
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趙萬済さんの前半生は波乱万丈です。私のソウル行きの半分は、そのお話を聞くことが目的です。『韓国・南山に「朝鮮神宮跡」と「安重根記念館」を訪ねて』や『韓国「西大門独立公園」に刑務所跡を訪ねて』は 、ほんの一部を紹介したものです。
つぼみのときは濃いピンク、開けば淡いピンクになる楊貴妃=21日(撮影:塩川慶子) 今年の花に選ばれた普賢象の前で、趙萬済さん=21日(撮影:塩川慶子) そして後半生は、韓日伝統文化交流協会の会長として、日韓交流に力を尽くされ、2003年に、日本の勲三等瑞宝章を受章しました。
 大阪へ来られた趙萬済さんを案内して、4月21日、「造幣局の通り抜け」をご案内しました。
 「桜花縦覧のため表門(現在は南門)から入り、造幣局構内を通って裏門(現在は北門)へ抜ける」ことから「通り抜け」と名づけられ、今年で125年になります。関山、普賢象、松月、紅手毬、芝山、黄桜、楊貴妃など約125 品種、約370本の花を鑑賞できます。
 今年の花に選ばれた普賢象は、普賢菩薩(ふげんぼさつ)が乗る象の鼻に似ているといって名づけられたそうですが、不信心者の私には、よく分からない境地です。20日の日曜日がピークだったようで、21日は、一瞬 立ち止まって写真を撮ることができました。
 ところどころの桜の木に、俳句や川柳の短冊がつるしてあります。桜を鑑賞しつつ詠んだ句を、投句箱に投げ入れておくと、選ばれた句を冊子にして、入選者に送ってくれます。そして翌年の「通り抜け」で、短冊にして、 多くの人の目に触れるのです。句が好きな人にとっては、この短冊も楽しみです。
 余談ながら、昨20日の日曜日、昼食のため、道頓堀から心斎橋を歩きましたが、大阪育ちの私もびっくり、という人の流れ、心斎橋筋は北一方へ怒とうの人の波、食堂もすべて順番待ち、という繁盛ぶりでした。閉店で話 題の「くいだおれ人形」と並んだ写真を、と、趙萬済さんに立っていただくこともできませんでした。
 それに比べれば、通り抜けは老人に優しく、「こんな見事な桜は初めて」と、喜んでいただくことができました。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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