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ID 7317
登録日 2008年 4月23日
タイトル
「滝桜」巨大絵手紙に
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080423-OYT8T00187.htm
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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国内外で個展を開いている絵手紙親善大使の山路智恵さん(26)=東京都三鷹市=が、三春町の「滝桜」を題材にした巨大な絵手紙の創作に取り組み、22日に完成させた。絵手紙の創作活動を20年以上続 けてきた山路さんにとって、福島県の題材を描くのは初めて。「滝桜の絵手紙を世界に発信してもらいたい」という同町や地元企業などの協力で実現した。完成作品は、今夏の北京五輪に合わせて中国で開かれる展覧会 に出品するという。
 創作は、薄紅色の花を付けた滝桜を見上げる畑の斜面で行われ、五分咲きだった16日から1週間かけて仕上げた。「目で見た感動を大切にしたい」と、体力的にもつらい斜面に正座し、1日約10時間もの長時間、筆を 振るい続けた。
 今回の作品は畳大の和紙4枚を並べて一つの作品にする巨大な絵手紙で、墨で輪郭を作り、「顔彩」と呼ばれる日本画の絵具で色付けをする手法で描かれた。今後、完成した絵に詩を添えるという。
 「1000年以上の揺るぎない時を生きてきた桜の木が、時間の経過とともに花びらを赤く染め、表情を変えていくのを見て、『本当に生きてるんだな』と感じ、長い歴史を見ているような感覚になった」と山路さん。創作 中には、地元の人たちが気に掛けて声を掛けてくれることもあり「滝桜を見守ってきた人たちの温かさや感謝の気持ちを絵手紙に込めた」と話している。
 山路さんは3歳から絵手紙を始め、最初は母・典子さんが読み聞かせる絵本の気に入った場面だけをはがきに描いていたが、やがて植物や食べ物、建物など、日常の風景を観察しては描くように。小学生のころは、6年 間1日も欠かさずに絵手紙を描き続けて注目を集めた。
 昨年7月には、長野県栄村に自身の作品を集めた「山路智恵絵手紙美術館」がオープン。今年8月には北京五輪の文化事業として北京市で開かれる「北京オリンピック世界絵手紙展」に、世界中から集まった絵手紙とと もに自身の作品約100点が展示されるという。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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