ID　7247

登録日　2008年 4月18日

タイトル

木製の兜：矢巾町の徳丹城跡から出土、公開－－全国初

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080418ddlk03040017000c.html

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矢巾町西徳田の国指定史跡「徳丹城跡」から出土し、全国では初めてという「木製の兜（かぶと）」が１７日、同町役場で報道陣に公開された。ゴールデンウイークには一般公開も予定されている。
　兜は０６年７月、町教委の発掘調査で同城跡の井戸内部から発見。測定結果から７世紀ごろに作られたとみられる。文献などから、下級の兵士が戦で使用するため、当時の朝廷が大量生産させたものと推定されており、 古墳時代から中世までの武具史の空白を埋める貴重な資料と評価されている。奈良県生駒市の元興寺文化財研究所で保存処理が施され、復元作業を経て同町に戻された。
　第４回徳丹城桜まつりが開かれる１９、２０の両日と、２９日～５月６日に町歴史民俗資料館で一般公開される。問い合わせは徳丹城桜まつり実行委員会（電話０１９・６１１・２８６０）。【