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ID 7137
登録日 2008年 4月12日
タイトル
大船渡で「椿サミット」開催決定
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws3479
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元urltop:
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写真:
 
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平成二十三年三月に予定されている「第二十一回椿サミット」が、大船渡市で開催されることが全国協議会の席上、承認された。同市内での開催は十二年以来二度目。三面椿や世界の椿館、市民文化会館な ど自然や施設を生かした形で、情報交換や地域活性化を行う予定。年度内に実行委員会が発足し、準備を進めることにしている。
 大船渡での開催は、先月奈良県奈良市で開かれた第十八回全国椿サミット協議会の場で承認された。平成十二年三月の第十回全国椿サミット岩手・大船渡大会に続いて二度目の開催となる。
 二十一年は富山県南砺市で、二十二年は福岡県久留米市で予定されている。同協議会はツバキをテーマにした自治体間交流やまちおこし事例の調査、サミットを行う機関として八年三月に設立。三十五市町一団体が 加入している。
 椿サミットはツバキ、サザンカを市町村の花木に指定している自治体の首長や日本ツバキ協会会員、ツバキ愛好者が一堂に集って知識を深め、花を生かしたまちづくりなど相互の情報交換、交流を通じて地域活性化を 図るのが目的。開催地実行委員会と日本ツバキ協会の共催として、平成三年から年一回開かれている。
 一、二日間の日程で各地の椿園、椿原生林、椿古木めぐりなどの現地視察会、記念講演、椿フォーラム、椿研究発表、記念植樹、日本ツバキ協会総会などと合わせて、多彩なイベントを同時開催している。
 大船渡市で十二年に開催した時は、全国から八百五十六人が参加し、JA会館大ホールで「全国交流フェスティバル」を盛大に開催。大船渡農業高校の研究発表も行われたほか、末崎町の三面椿や世界各国のツバキを 集めた世界の椿館・碁石にも多数の見学者が訪れ、期間中は市内ににぎわいが生まれた。
 市では今年度内に実行委員会を立ち上げ、開催に向けた準備を始める。この十年で市内でもツバキの実活用を模索する動きもあり、新しい企画を織り交ぜて成功を目指すことにしている。
 開催が決まり、市では「開催時期には市民文化会館も完成しており、承認されて大変良かったと思っている。今後も同会館を利用した形で全国規模のイベントを積極的に誘致したい」と語る。
 大船渡ツバキ協会の鈴木昌子会長も「奈良の全国椿サミットに参加しましたが、素晴らしい運営と内容でした。ツバキには慶福、縁結び、和合円満、魔よけ、旅路平安、病気平癒、不老長寿など縁起が良い意味があるそ うです。大船渡での全国サミット開催に向けて、協会としてもツバキを庭木や盆栽として植える運動や、この地域の特長を生かしたサミットにするため、積極的に協力して盛り上げていきたいです」と喜んでいる。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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