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ID 7103
登録日 2008年 4月 9日
タイトル
写真/温暖化:サクラ開花早まり、イチョウ落葉遅く…気象庁分析
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/science/news/20080409k0000e040067000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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04年までの約50年間に、桜の開花時期が全国平均で4.2日早くなったことが、気象庁の分析で分かった。地球温暖化の影響とみられ、東京や名古屋など大都市部に限ると6.1日も早まっていた。ツバキも 開花が9.4日早まるなど、他の植物でも同様の現象が起きている。イチョウやカエデの色づきや落葉の時期は遅くなっており、温暖化の影響が身近な植物にも及んでいることが浮かんだ。
 全国の気象台や測候所で花の開花時期などを観測している「生物季節観測」のデータ(1953~04年)を基に分析した。
 桜(ヒカンザクラ、ソメイヨシノ、エゾヤマザクラ、チシマザクラ)の開花時期は、全国82カ所の平均で4.2日早まった。山形や水戸など中小規模の都市11カ所を選んで分析すると、早まった日数は平均2.8日で、6. 1日の大都市部とは差があり、気象庁は「大都市部はヒートアイランド現象も加わっているためと思われる」と分析している。
 他の植物でも同様の傾向があった。開花が早まった日数(全国平均)は、▽ツバキ9.4日▽タンポポ6日▽ノダフジ3.6日▽サルスベリ5.8日--だった。イチョウの発芽も3.2日早まっていた。
 秋の訪れも遅くなっている。イチョウは「落葉日」(葉の約80%以上が落ちた日)が平均5.4日遅くなり、「黄葉日」(葉の大部分が黄色に変わった日)は10.7日も遅れた。カエデも落葉日が9.1日、紅葉日が15.6日 遅くなった。
 気象庁によると、日本の気温は近年、100年当たり1.1度の割合で上昇しているといい、「開花時期や落葉時期の経年変化を分析すると、着実に温暖化が進んでいることは明らか。温暖化防止策をさらに進めていく必 要がある」と指摘している。【
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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