ID 7076
登録日 2008年 4月 8日
タイトル
写真/「おそらく椿」二世見ごろ
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008040800070&genre=K1&area=K1I
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元urltop:
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写真:
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京都市伏見区の御香宮神社の「おそらく椿(つばき)」の「二世」が見ごろを迎えている。江戸時代の伏見町奉行小堀遠州がめでたツバキを挿し木して育てたもので、ピンクや白色の大輪の花を咲かせている。
おそらく椿は五色のチリツバキで樹齢約400年。茶人としても名高い小堀遠州が参詣した際、「おそらくこれほど見事なツバキはほかにあるまい」と称賛したことから、その名が広まった。30年ほど前、親木の樹勢の衰
えが目立ったため、遠州ゆかりの石庭に挿し木をして育てている。
二世は高さ約2メートルで、同神社によると数年前から大きな花をつけるようになった。花によって色合いや濃淡の違う特徴を受け継ぎ、バラのような優雅さを漂わせている。4月下旬まで見ごろという。
親木は保護などの理由で非公開だが、二世の植わる石庭は有料で公開している。
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