ID 6941
登録日 2008年 3月30日
タイトル
写真/桜今こそ盛り 咲き競う
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新聞名
静岡新聞
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元URL.
http://www.shizushin.com/local_central/20080330000000000022.htm
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元urltop:
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写真:
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第30回金比羅山・瀬戸川桜まつり(藤枝市観光協会主催)が30日、同市の志太河川敷公園などで開かれる。同協会によると、金比羅山と瀬戸川両岸に咲く約840本の桜は、「5分咲き」という。
午前10時の開会式を皮切りに、踊りや吹奏楽演奏などのステージイベントを午後3時すぎまで行う。4月6日までぼんぼりを設置したり、夜間ライトアップしたりしてムードを盛り上げる。
29日は桜の見ごろを心待ちにした大勢の人が会場周辺を散策した。
“花の滝”流れ落ちる 葵区・川崎さん宅
静岡市葵区足久保口組の川崎金作さん(81)方のしだれ桜が人気を集めている。
花の滝が流れ落ちるようなしだれ桜=
静岡市葵区足久保口組
夜桜の幻想的な雰囲気を楽しむ人たち=
静岡市駿河区広野
流れ落ちる滝のような淡いピンク色の花々を、近所の住民や口コミで訪れた遠くからの見学者が楽しんでいる。
しだれ桜は約60年前に山梨県の身延山で川崎さんが購入した。当時1メートルほどだった苗木が高さ約25メートル、幹回りは最も太いところで2メートルの巨木に成長した。川崎さんは「茶畑だった場所に植えたので栄
養が行き渡ったのでは」と話す。
夜の明かりと“共演” ぼんぼりでライトアップ 駿河区
静岡市駿河区広野の広野丸子川桜土手愛好会(本田勝次代表)はこのほど、丸子川沿いの桜並木に30個の絵付けぼんぼりをつるした。毎夜ろうそくに火をともし、29日も夜桜見物の人々を楽しませた。
同愛好会が毎年行う恒例行事で、住民や園児らからキャラクターなどを描いた絵を募り、約500メートルの土手を彩る桜の木に絵付けしたぼんぼりを付けた。点火したろうそくの明かりで、闇夜に浮かび上がる桜の幻想
的な雰囲気が、通行人らを魅了した。
花見シーズンの4月3日まで、ろうそくに点火するという。本田代表は「この立派な桜並木を生かして、地元や周辺の人々に土手沿いの夜の風景も味わってもらいたい」と期待している。
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