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ID 6901
登録日 2008年 3月27日
タイトル
知る人ぞ知る、椿の名所松江城
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/season/20080327kn02.htm
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元urltop:
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写真:
 
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 松江松平藩第7代藩主、松平治郷(不昧)公遺愛の「四ケ村(しかそん)」、ワビシンツバキの一種「天倫寺月光(がっこう)」。愛好家の間で椿(つばき)の名所といわれる松江にはオリジナルのものが多い。とり わけ松江城では、お城とほぼ同じ“年齢”とみられる椿など、様々な種類の花が咲き、遅咲きは桜とともに楽しめる。春の一日に松江城山公園を散策すれば、お気に入りの椿に出合えるかも。
松江城山公園随一の椿の巨木 城山公園に23日、市民約100人が集まった。市の恒例行事「お城まつり」のイベント「椿探訪」の参加者たちだ。椿は牡丹(ぼたん)と共に市の花に制定され、椿探訪は、全国椿サミットが同 市であった2004年から毎年開催されている。
椿の花の説明を熱心に聞く参加者ら 「山陰カメリアンクラブ」(木幡修介会長、約200人)のメンバーが案内役。参加者に配られたしおりには、椿油が髪を結うための鬢(びん)付け油や武具の手入れ用油として必需品で、 そのために全国の城下町で椿が植えられたことなどの逸話がちりばめられている。
 市が00年に実施した調査では、公園内には根元から1・2メートル部分で幹の直径が10センチ以上になるものが422本、うち20センチ以上は149本。椿は年に平均4ミリしか太くならないといい、直径20センチ以上 は明治初期以前の生まれになる。特に天守閣北側の森にそびえるヤブツバキの巨木は直径54センチ、高さ12メートルに及び、松江城(1611年完成)とほぼ同じ樹齢ではないかという。
 参加者は同クラブの井原皓・代表幹事(83)(同市西浜佐陀町)らから説明を聞きながら、公園を散策。美しさを出雲阿国になぞらえた「阿国」、生育地から塩見縄手が見える「塩見白花」など、赤や白、ピンクの花をめ でた。
 初参加の同市古志原、主婦渡辺久美子さん(57)は「城山の椿がこれほど奥深いとは思わなかった。勉強になり、参加してよかった」と喜んでいた。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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