ID　6748

登録日　2008年 3月14日

タイトル

植樹で森に恩返し 倒木被害の函館・赤川水源地 ５月にブナなど1700

新聞名

北海道新聞

元URL.

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/81536.html

元urltop:

写真:

　

緑化に取り組む函館の市民団体と函館東ロータリークラブが、昨年一月の暴風雪で市有林に倒木被害を受けた赤川水源地（亀田中野町）で、五月に大規模な植樹会を計画している。市民のボランティアを募 り、ミズナラ、ブナなど広葉樹千七百本を植える。四月十三日にはタレントを招いた講演会も開く。 　水源地の植樹に取り組むのは、市内の保育所や自然保護グループなどでつくる「二十一世紀の道南の森林づくり事業実行委」（武下秀雄委員長）。「水を浄化し温暖化の防止にも役立っている森林に恩返しをしよう」と、 昨年創立五十周年だった東ロータリークラブの協力を得て企画した。 　赤川水源地は昨年一月、周囲の市有林約一ヘクタールの樹木約三千五百本が暴風雪で倒れる被害を受けた。実行委などは国土緑化推進機構（東京）からの交付金を含め、約三百万円で講演会、植樹と一連の事業を展 開する。 　植樹は市民ボランティア二百五十人を募り、五月十八日午前十時から二、三時間の予定で行う。参加者には昼食が用意され、植樹後は水源地周辺のサクラを楽しむ散策や手回しオルガンの演奏会もある。 　四月の講演会は十三日午後二時から市民会館で開き、タレントの清水国明さんが「借りてる地球の使い方」と題して話す。 　植樹、講演とも参加は無料。申し込みは同ロータリークラブ（電）０１３８・２３・３８７０へ。 　このほか実行委は、道森林管理局と共催で二〇〇九年、一〇年にも大規模な市民植樹を計画。〇四年秋の台風１８号で倒木被害に遭った七飯町峠下の国有林に計五千本を植えるという。（