ID 6693
登録日 2008年 3月11日
タイトル
ハナノキ:国の天然記念物、“2代目”よみがえる--土岐・白山神社
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新聞名
毎日jp
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元URL.
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080311ddlk21040389000c.html
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元urltop:
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写真:
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国の天然記念物として推定約1000年の樹齢を誇っていたが、昨年6月に枯死した土岐市泉中窯町の白山神社のハナノキが、“2代目”としてよみがえる。採取した小枝を挿し木した2本のうちの1本が約2・5
メートルに成長。育てた森林総合研究所林木育種センター(茨城県日立市)職員が10日、神社の水野荘治宮司に贈った。
ハナノキは樹高12・5メートル、幹囲4・6メートルの巨木だった。1943年にヒトツバタゴとともに国の天然記念物に指定された。だが年々樹勢が衰え、蘇生措置を施されたものの昨年6月に枯死が確認され、根元だけを
残して切り取られた。
同センターは、林木遺伝資源の保存活動として天然記念物の樹木を増殖しており、ハナノキの小枝も98年に採取し、挿し木して育てていた。
苗木の里帰りは、市教委の要望に応えたもので、苗木はいったん市文化会館の敷地内に移植。環境に慣れさせてから、3~5年をめどに古里である同神社に戻す計画という。【
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