ID 6642
登録日 2008年 3月 8日
タイトル
桜並木復活へ、22日に記念植樹 伊那市青島
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=10053
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元urltop:
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写真:
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伊那市は「日本一の桜の里づくり事業」の一環で22日、美篶青島の三峰川右岸堤防で桜の記念植樹を行う。かつての桜並木を復活しようと、ソメイヨシノ45本を植える予定。上流にある大正時代の桜などと合
わせ、100本を超える長い桜並木が誕生する。
植樹は、かつて桜並木があった場所で、堤防沿いに約30本残る樹齢100年近い古木の西(下流)側。桜並木の復活を願う住民要望に応え、天竜川上流河川事務所が今年度、堤防沿いに盛り土した。高さ約2-3メートル、
幅約3メートル、長さ約450メートル。
盛り土は、一昨年7月豪雨災害後の防災対策として天竜川で進める河床掘削工事に伴う土砂約4000立方メートルを活用する。この機会に堤防へ上がる階段を3カ所に設置した。
苗木は国際ソロプチミスト伊那(神山民江代表)が創立15周年を記念して、市に寄贈する予定。
青島区の右岸堤防の桜は大正時代、地元の篤志家が堤防の強化などを目的に植え、昭和30年代は約80本あったという。しかし、1972年、川砂利の採取で堤防が運搬道路になり、大部分の桜が伐採された。
こうした中で96年、青島堤防桜保存会が発足し、桜の保護活動を始めた。美篶小学校児童も95年から2002年にかけて東(上流)側に桜約60本を植樹した。
当日は午前10時から青島区民や美篶小学校児童らが参加して、桜の苗木を10メートル間隔で植える。小雨決行。
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