ID　6551

登録日　2008年 3月　2日

タイトル

コーヒーの木に実 100粒収穫 小川町の内田さん宅

新聞名

埼玉新聞

元URL.

http://www.saitama-np.co.jp/news03/02/10l.html

元urltop:

写真:

　

小川町松若町の内田医院、内田博之さん(５１)宅でコーヒーの木三本に昨年、赤い実が実った。表面が黒くなってきたため先月上旬に約百粒を収穫。現在は天日干しをしている。熱帯性の植物が小川町で花を 咲かせて実がなるのは珍しいと、二月十五日号の町のおしらせ版でも紹介された。
　それぞれ成長したコーヒーの木の高さは八十センチから百二十センチ。残念ながら種類は分かっていない。四、五年前、隣の嵐山町にあるコーヒー専門店がオープンの際に配った苗木を自宅で育て、今回初めて実を 付けた。夏の時期は玄関先で、冬の時期は居間に鉢を置き世話してきた。
　昨年五月八日、葉の付けねの部分に咲く白い花を見つけた。三本で十輪の花を付けていたという。七月下旬、葉と同じ色をした緑の実を見つけた。徐所に赤みは増し、妻の梨枝子さんは「真っ赤に熟した実はモミの木に 飾り付けをしたかのように見え、天然のクリスマスツリーのようだった」と話した。
　実の大きさは小さめのドングリぐらい。今では収穫時よりかなり小さくなったという。今後は豆の取り出しなどを行っていくという。
　梨枝子さんは「飲むのも楽しみの一つですが、苗木を増やせるものなら増やしてみたい」とほほ笑んでいる。