ID 6547
登録日 2008年 3月 1日
タイトル
オリーブの葉に、『花粉症』に対する効果を発見!
.
新聞名
日経プレスリリース
.
元URL.
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID =183049&lindID =4
.
元urltop:
.
写真:
.
日本メナード化粧品(名古屋市中区丸の内3-18-15、社長:野々川純一)は、地中海原産の植物「オリーブ」の葉に、花粉症の諸症状を緩和する効果と予防する効果があることを発見した。
花粉症は、スギやヒノキなどの花粉が原因でおきるアレルギー反応の一種である。目、鼻、のどの粘膜には「肥満細胞」と呼ばれる細胞があり、そこに花粉のアレルギー物質が結合すると、肥満細胞から「ヒスタミン」と
いう物質が放出され、神経や血管を刺激して、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、のどのイガイガ感などの症状を引き起こす。オリーブ葉エキスには、このヒスタミンの放出を抑え、花粉症の諸症状を緩和する効果
があることを見出した。
また、肥満細胞と花粉のアレルギー物質の結合は、肥満細胞の表面にある「IgE抗体」という物質を介して行われる。オリーブ葉エキスには、花粉のアレルギー物質を結合させるこのIgE抗体の量を減らす働きがあり、花
粉症の発症を抑える予防効果があることを見出した。これらの発見は、3月26~28日に横浜で開催される日本薬学会第128年会で発表する予定である。
また、オリーブ葉エキスを配合したタブレットを作り、藤田保健衛生大学と共同で、ヒトでの試験を実施し、花粉症の諸症状を緩和する効果を確認した。
..