ID 552
登録日 2006年 3月16日
タイトル
沙羅双樹の林が完成・京都の東林院
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060316STXKE010916032006.html
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元urltop:
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写真:
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沙羅双樹の寺として知られる東林院(京都市右京区)で、庭の沙羅の木を倍以上に増やし「沙羅叢林」に造り替える作業が16日終わり、報道関係者に公開された。6月の「沙羅の花を愛でる会」で一般に披露さ
れる。
これまで庭には推定樹齢300年の古木(高さ約15メートル)など7本の沙羅の木があり、梅雨時には白い5弁の花を咲かせ参拝客に親しまれてきた。
古木が弱ってきたため、周りに樹齢約20年の若木八本(高さ約5メートル)を植え、沙羅の木を増やした。若木は、檀信徒が古木の種子から育てたという。
沙羅の花は、そのはかなさが平家物語にも記された。東林院の西川玄房住職(66)は「古木が弱るのも諸行無常、盛者必衰の表れ。息子が親を見守るように植樹した。慈しみの気持ちを感じてもらいたい」と話した。++/
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