ID　6414

登録日　2008年 2月20日

タイトル

西公園の大イチョウ　６０メートル先に引っ越し　仙台

新聞名

河北新報

元URL.

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080220t11030.htm

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写真:

　

仙台市は１９日、市の保存樹木に指定されている西公園（青葉区桜ケ岡公園）の「大イチョウ」（高さ約２３メートル、幹周約４メートル）の移植工事を始めた。地下鉄東西線「西公園駅」の出入り口を建設するた めで、公園内の約６０メートル離れた場所に植え替える。移植費用は約８３０万円。
　大イチョウは、仙台藩家臣の屋敷内に植えられていたとされ、推定樹齢は約２８０年。仙台空襲（１９４５年）で幹の大半が焼けたが、翌年に再び芽吹いた逸話が残る。７５年に市の保存樹木に指定された。
　移植に備え、２年前に根元を掘り下げ根を切るなどの「根回し」を行ってきた。当面はせん定作業を行い、木の上部を７メートルほど切り詰めた後、今月末までに根をジャッキで地上に押し上げ、レールに乗せてクレーン で支えながら３日かけて移動する。 2008年02月19日