ID 6391
登録日 2008年 2月18日
タイトル
松食い虫被害で枯死伐採へ
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新聞名
山梨日日新聞
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/02/18/9.html
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元urltop:
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写真:
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県の指定天然記念物になっている北杜市白州町横手の「横手の駒の松」が、松くい虫の被害で枯死したことが、市教委の調査で分かった。樹木全体の葉や根が枯れ、再生の見込みがないと判断し、近く伐採す
る。
横手の駒の松は樹齢約四百年で、地元のシンボル的な存在だった。樹高は十四メートルで、東西十九メートル、南北二十メートルのバランスが良い枝張りが特徴。都内在住者が所有し、市教委が管理していた。
松くい虫の被害が確認されたのは昨年九月で、葉の一部が枯れていた。市教委は、幹に薬剤を注入するなどの対策を講じたが、被害は樹木全体に拡大し、現在はほぼすべての葉が変色している。
市教委の担当者は「松くい虫被害の確認後、樹勢は一気に衰えてしまった。細心の注意を払っていただけに残念」と肩を落とす。今後、県に天然記念物の指定解除を申請する予定。市内では国天然記念物の「舞鶴の松
」が昨年、松くい虫の被害によって枯死している。
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