ID　6384

登録日　2008年 2月17日

タイトル

マツ再生に若いパワー 大聖寺実業高野球部 加賀・加 新聞名 中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20080217/CK2008021702088280.html

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写真:

　

加賀市の大聖寺実業高校野球部の生徒らが十六日、マツ枯れが進む同市橋立町加佐ノ岬の植生回復事業を手伝おうと、植樹に必要な砂を運ぶ作業に汗を流した。　（林勝） 　野球部員とマネジャー計十九人のほか、教職員、樹木医らが参加。砂は約二十キロずつ土のうに詰められ、岬の灯台の下にトラックで届けられた。
　生徒たちはそれを約百メートル離れた岬の先端部まで、手で運搬。急斜面や足場の悪い場所があり、バケツリレーの方法を使うなど工夫とチームワークで作業を進めた。
　植生回復事業は市の委託で樹木医の西山義春さんらボランティアが実施している。人手不足で手伝いを求める西山さんに、生徒たちが応えた。西山さんは「体力のいる仕事がなかなか進まない中、生徒たちは天の助 けのようです」と感謝していた。
　野球部主将の新出祐士さん（二年）は「地域のため、自分たちの力が役立つのならうれしい。思っていたより大変だけど、トレーニングにもなります」と話していた。
　砂は三月に予定されているマツの植樹で、苗木の生育を助ける表土として使われるという。