ID　6302

登録日　2008年 2月11日

タイトル

松尾鉱山跡地の森林再生へスクラム 盛岡の３団体

新聞名

河北新報

元URL.

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080210t33007.htm

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写真:

　

岩手県八幡平市の松尾鉱山跡地の森林再生活動で連携を深めようと、盛岡市に事務局を置く３団体が「再生の森協議会」を設立した。それぞれの技術や情報を協議会で共有し、植樹や苗作りを呼び掛けて自 然環境の大切さを広くアピールしていく。
　参加したのは、ＮＰＯ法人森びとプロジェクト委員会みちのく事務所、同いわてＮＰＯセンター、社団法人東北地域環境計画研究会の３団体。
　松尾鉱山は硫黄産出後に廃鉱になり、酸性土壌で木々が育ちにくく、現在もはげ山の状態になっている。３団体はそれぞれ２００５年以降、松尾鉱山跡地の森林再生に取り組んできた。
　目標が共通していることから昨年、連携する構想が持ち上がり、２月１日付で協議会を発足させた。初代会長に、東北地域環境計画研究会森の再生委員長の高橋秀洋さん（７４）が就いた。
　協議会は植樹の技術や情報を交換し、情報発信に努める。植樹した場所を子どもの環境学習の場として活用することも検討しており、新年度から本格的な活動を始める。
　トチやミズナラなどの苗木を植える活動を続けている森びとプロジェクト委員会みちのく事務所は「森林の再生を目指し、それぞれの特色を生かしつつ、連携を深めていきたい」と話している。
　連絡先は協議会事務局のいわてＮＰＯセンター０１９（６０６）４４４１。