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ID 6234
登録日 2008年 2月 7日
タイトル
大イチョウ 伐採の可能性も
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新聞名
タウンニュース
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元URL.
http://www.townnews.co.jp/020area_page/04_sat/02_hada_sat/2008_1/02_07/hada_top1.html
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元urltop:
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写真:
 
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秦野市が平成18年度から進めている東中学校屋内運動場(体育館)の増改築事業にともない、同校の校庭にある樹齢推定300年以上の『大イチョウ』が、伐採される可能性があることが分かった。長年東地 区で親しまれてきたシンボルツリーを伐採するのか、植え替えか、それともそのまま残すのか-。秦野市教育委員会を取材した。
 東中学校の体育館は1965年(昭和40年)に建てられたもので、築42年が経過している。秦野市は老朽化などを理由に、平成18年度に体育館増改築工事の基本計画を、19年度には、地質調査や測量、文化財発掘調査 など必要な調査を行い、実施設計業務を進めてきた。
 今後は、入札落札業者との仮契約を締結し、第1回秦野市議会定例会で議決を得て、今年3月には工事に着手する見込み。工事期間は平成21年1月末までの予定で、既存の体育館の解体や校庭整備については、同年 4月以降に実施する。
 同校の校庭にある樹齢推定300年以上の「大イチョウ」は、長年東地区のシンボル的な木として親しまれてきた。平成18年度には、「ふるさと秦野景観百選」にも選ばれている。
 大イチョウは、校庭の南東部に位置していることから、体育館の増改築工事自体の影響はない。しかし、その後行われる校庭整備では、トラックの内側に位置することになり、生徒たちの教育活動や部活動に支障をき たす可能性も出てくる(図参照)。
判断は供用開始後  秦野市教育委員会では、平成18年度の基本計画と19年度の実施計画がまとまった段階で、東財産区及び東地区教育施設促進委員会、近隣住民などを対象にそれぞれ説明会を実施。大イチョウの対応についても相談 してきた。
 また、昨年12月の定例教育委員会会議のなかでも大イチョウの対応について話し合われ、委員からは「切らない方が良い」「植え替えはできないか」「用地を買収して土地を広げることはできないか」などの意見が出た 。市教委によると、植え替えには1千万円以上がかかるという。また、用地を買収して土地を広げる予定はないという。
 大イチョウについて市教委教育総務課は「地元の皆様や生徒、保護者、学校教職員などの意見を広く聴取し、最終的には市と教育委員会と相談の上、判断することになる」とコメント。運動場の供用を開始してから結論 を出す予定だという。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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