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ID 536
登録日 2006年 3月14日
タイトル
中国の昨年の造林面積379万㌶ 森林面積率18・21%に
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新聞名
中華人民共和国
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元URL.
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/xwdt/t240144.htm
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元urltop:
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写真:
 
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全国緑化委員会事務局は11日、「2005年中国国土緑化状況公報」を発表した。それによると、昨年の造林面積は379万6500㌶、閉鎖林育成は256万9600㌶で、森林面積率が18・21%になり、生態環 境が一層改善された。
 天然林保護をはじめとする林業重点生態系保全事業が大きな成果をあげた。そのうち天然林保護事業の公益林建設は117万6900㌶、三北(東北、華北、西北地区)および長江流域など重点保護林体系整備事業の造 林・営林任務達成は54万4400㌶だった。観測によると、事業実施地区では砂漠化した土地の20%で効果が認められ、土壌流失面積の40%で流失が有効に抑制され、農地の65%で防護林建設が進んだ。北京、天津 の生態環境改善にかかわる砂嵐発生地の対策も進み、68万3900㌶の造林が完成し、19万9600㌶の草地対策が実施された。2000年の事業開始前と比べ、実施地区では植生面積率が平均で3割上昇し、砂嵐の日が 平均で17日減り、北京市市部の粒子状物質基準値クリアの日が35%増えた。
 公報によると、昨年、延べ5億4000万人が植樹奉仕に参加し、22億3000万本が植えられ、人々の環境保護と国土緑化の意識が一層高まった。
 都市部の緑化も一層進んだ。多くの都市は道路建設、河川整備、旧市街改造に合わせて緑化を進めており、緑地面積が増えた。現在、都市部の緑化率は31・66%に達し、1人当たりの公共緑地面積は7・39平方㍍に 達している。
 公報はまた次のように指摘している。森林資源の総量がかなり不足し、分布が不均衡で、質が高くない状況に根本的改善がみられない。草原の生態環境は「一部で改善しているが、全体的に悪化する」傾向がうまく抑え られていない。土地の砂漠化、土壌流失、湿地の退化、生物多様性の減少などの問題が依然として深刻で、森林や緑地が壊される事態がしばしは起きている。生態系保護の意識が一層強まることが待たれ、国土緑化は 依然として任重くして道遠しの状態である。
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このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

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