ID 6100
登録日 2008年 1月25日
タイトル
開港150周年の森、検討着手 横浜市
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新聞名
建通新聞
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元URL.
http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p03784.html
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元urltop:
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写真:
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横浜市は、開港150周年を記念して2009年に実施する「開港150周年の森」づくりに関する検討業務に着手した。一般市民なども参加する大規模な植樹行動に備え、金沢区にある旧小柴貯油施設跡地の
現地調査などを進める。07年度末までに大まかな植樹計画をまとめる方針だ。
開港150周年の森は、09年に同市が開港150周年、市制120周年を迎えるのを記念して、金沢区にある旧小柴貯油施設の跡地で森林を再生させる事業。市内に残された貴重な緑や環境を次世代に残すため、市民
や小学生の協力を得ながら事業を進める。
旧小柴貯油施設は、陸地部分全域(約52・6㌶)と、「Bバース」と呼ばれる陸地寄りの制限水域(約4・6㌶)が05年12月に米軍から返還された。全体の約97%が国有地、約1%が市有地、残る約2%が民有地。跡地に残
された燃料タンクやパイプラインなどの施設を除却する工事を国(防衛省)が中心となって進めている。
今回の検討に当たり環境創造局は、4者が参加する指名競争入札を実施。横浜ランドスケープ事業協同組合(横浜市中区)が156万4500円で業務を落札した。
現地の状況調査とともに植栽を行う場所や植樹に適した樹種の選定を行い、07年度末までに大まかな植樹計画をまとめる。
市はこれまでに、横浜に古くからあるコナラやシイ、タブ、クヌギなどのどんぐりを苗木に育てる作業を進めてきた。植樹の実施は09年秋の予定。08年度、森林再生の具体的な検討を進めていく。
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