ID 522
登録日 2006年 3月12日
タイトル
松田川堤防を桜の名所に 住民が整備 宿毛市
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新聞名
高知新聞
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元URL.
http://www.kochinews.co.jp/0603/060312headline04.htm
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元urltop:
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写真:
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宿毛市などの有志による「清流と桜の会」(助村悟会長、約500人)は11日、ボランティアで整備した同市和田の松田川の堤防約2キロに、桜の苗木150本を植えた
同会は松田川沿いを桜の名所にと、1年前から準備。しかし、成長した桜が根を張ると堤防に亀裂が入る恐れなどがあるため、県から認められなかった
そこで堤防の斜面に盛り土をし、堤防に影響を与えないように植樹する県内初の試みに挑戦。県の許可と「環境づくり総合支援事業」の補助(150万円)を得た。ただ、実際の工事費は補助金の数倍かかるため、地域住
民や協力業者が1月からボランティアで作業した
宿毛大橋から文殊橋までの2キロ区間、150カ所に透水性の防根シートを設置。同市や三原村の業者が無償で提供した赤土(4トントラック920台分)を、元建設業の住民らが運び込み重機を使って固めた
苗木は、同市出身の竹内明太郎が創始した小松製作所(現コマツ)と関係が深い「日本花の会」(東京都)が提供。牧野富太郎が名付けたとされるセンダイヤと、塩害に強いヤエベニオオシマで、5―15年で見ごろを迎
えるという
500人を超える市民が参加した植樹祭では、家族連れらが「元気に育ってね」と、1メートルほどの苗木を植えていった。
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